①決算が遅く経理が定着しない
経理コンビニとは?-迅速な経理処理と納税予測-
「経理コンビニ」は、まず、経理社員の業務を改善することから始めます。
経理改善には「経理社員の役割が大切だ」と考えているからです。
● 経理社員は大変だ
経理作業の80%は、ルーチン作業だと言われております。毎日の経費の精算をし、現金の出し入れを行い、その結果を伝票や帳簿に記録します。毎月 の支払日になると、預金残高を確認し、給与や仕入先への手形、小切手の振り出しの準備をします。一月分の売上や仕入れを計上し、取引を振替伝票に起こし て、月次試算表を作成します。決算末になると、在庫や減価償却費等の計算をして、決算書をまとめます。経理の仕事は、会計事務所のサポートのもとに、発生 した取引の結果に対する手続きや記録、集計を行なう作業なのです。
しかし、経営者が経理に期待していることは、先月の業績がどうだったのか、結果がスグにわかることなのです。「もうかっているか」「お金があるか」「つぶれないか」を日々気にしているのが経営者なのです。忙しい経理社員は、集計作業にすべての動力を使い切ってしまうので、集計結果を分析して、問題点を指摘し、わかりやすく説明する余裕は残っていません。
つまり、経営者のニーズと経理社員のやっていることには、大きなギャップがあるのです。経営者に対するスピーディーな報告よりも、税務署や会計事務所に ミスを指摘されることのほうを恐れて、変に用心深くなり報告が遅れてしまっているのです。決算が遅れれば経営判断が後手後手になります。経営者の期待に応 えるためには、このような仕事の現状から経理社員を解放することが大事です。
● 価値ある業務をするために
「経理コンビニ」を導入することによって、まず、始めに「経理の基礎、土台作り」を 行ないます。 決算書が翌月5日までに仕上がらないのは、経理現場や事務フローに何らかの問題点を抱えているからです。会計事務所が変わっても、決算が軌道に乗らない のは、土台作りが疎かになっているからだと考えています。お金の流れ、物の流れ、事務の流れ、原始資料との関係、事業の特徴を分析し、会社のオリジナル経理システムを再構築します。 その結果、経理社員を80%に及ぶルーチン作業から解放し、翌月5日決算を実現し、タイムリーな経営判断資料を経営者に 報告できるシステムを実現することができます。 経理社員の役割は、ルーチン作業の削減で生まれた余裕時間を過去計算ではなく将来に向けての価値ある業務をすることです。「経理コンビニ」は、経理社員 をルーチン作業から解放します。もちろん、決算が早くなる分、節税対策も早くなり、余分な税金を納めないで済むようになります。
● 経理コンビニは、24時間オープンしています。
「経理コンビニ」とは、経理事務の標準化・単純化・均質化を追求し、お客様のニーズに合ったサービスを、迅速に提供するコンピュータシステムの総称です。
お客様と会計事務所を、電話回線で接続し、24時間オンラインで日々のデータが瞬時に会計事務所に送信されます。
今まで、会計事務所の事務内容で不明な点が多かった「サービスの範囲・役割分担(責任範囲)・料金」を明確にし、自社で出来ることは自社でやっていただく自立支援のサービスです。従って、会計事務所の手数料も経理レベルに合わせて、低減することができます。
● 経理コンビニの特徴
● 経理コンビニ立上支援
キャリア総研では、税理士法人ダイヤモンド経営と提携して、次のフローでお客様の経理コンビニ立上支援を行っています。
・現状の経理の流れを聞取りする ・現在の業務内容を洗い出しする |
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・業務フローで確認する | |
・課題列挙と双方確認 ・税理士事務所と検討打合せ |
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・税理士事務所と業務分担 ・改善スケジュールの確認 |
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・インストラクター派遣による操作指導 ・各種マスタ作成 ・各種経理教室及び指導 |
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・税理士法人ダイヤモンド経営と指導と進捗打合せ ・課題対策となっているか検証 |
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・税理士法人ダイヤモンド経営へ引継ぎ | |
・経理の自立により、監査訪問月を減少させ税理士事務所への顧問料を減額する。 |