差額ベット代のポイント
入院された場合、どれだけの費用がかかるのかはわかりにくいものです。実際の治療に必要な医療費意外にも、食事代や飲料水などの雑費などかかります。入院のときは誰でもナーバスになります。そんなとき、治療に専念したいということで、本人が個室や2人部屋などを希望した場合には「差額ベッド代」という料金が発生するのですが、ご存知でしょうか?
ほとんどの方は健康保険に加入していますので、ご自分の医療費の負担は3割なのですが、この差額ベッド代、実は自己負担です。厚生労働省の調査によると、個室や2人部屋などに入院した場合の「差額ベッド代」は平均で約5,600円となっています。
「差額ベッド代」は、患者が希望した場合のみ支払うことになるのですが、「治療の必要性」「空きベッドがないなどの病院の都合」により個室などに入院した場合は支払わなくてもよいことになっています。
退院時の請求額を見てビックリ!!っということがないように、病院から個室をすすめられた際は、担当医に確認するようにしましょう。
出展:厚生労働省「平成15年7月特別の療養環境の提供に係る病室の患者負担状況調査結果」