佐々木監督と歩々是道場
東京の桜満開のとある日
紺色のスーツ姿でキリッとした佐々木監督の講演を聞く機会に恵まれた。
今では言わずとしれたなでしこの選手たち。
しかし、あのワールドカップに出発する日は
まったくの無名選手たちで、見送るサポーターもとても少なかったそうだ。
「あの頃も今も自分自身は変わらない」と佐々木監督は言う。
栄華一睡にしてあらず、「歩々是道場・・・父が教えてくれた」と。
歩いているこの道は、日々学んでいる。その繰り返し。
謙虚に地道に歩む男の愚直さが際立って、カッコイイ。
ひとつの道で達成し成し遂げた人は、こちらが照れるほど謙虚だ。
だからこそ、その道を成し遂げられたのだろう。
経営にも愚直さは必要。地道な歩みに信用と信頼は得られる。
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