「経費」とは? -経費になる?ならない?-
今回は、単純に「経費」について考えてみましょう。
日々、多くの領収証を記帳していく際に必ずぶつかる壁が、「これは経費のはずだけど・・・」「これは経費にはならないかも・・・」と、どこからどこまでが経費か?という判断基準に悩むはずです。まだ、悩むくらいならいいです。「サラリーマンではないから、これは経費だろう」「確定申告でみんなうまくやっているらしいから、これも経費でいいはず。」なんて、勝手に解釈して、私的なものでも経費に入れてしまう逆に大胆な方もいるようです。
まず、経費とは何でしょうか?それは、ズバリ「商売に関係して支出したもの」これが、「経費」です。商売に必要だからと言うことで「必要経費」といって区別しているのです。経費にして良いものが「必要経費」なのです。だとえば、商売に関して得意先と食事した場合は、交際費として必要経費となります。しかし、学生時代の同級生などとの食事は当然、経費にはなりません。あくまでも、商売に関連して支払ったものだけが必要経費なのです。ここで、税法の難しい解釈を押し付けるつもりではありません。要は「このお金は、商売に関して払っているかどうか」が判断基準になります。
こう考えれば明解ですよね!
ただ、交際費に関しては、あまりに多すぎれば税務署からチェックを受ける可能性があります。その際には、顧問税理士に相談し適正な処理を行ってくださいね。