台風が過ぎて涼しい風が吹いていた今朝、

仕事で沖縄市の事務所へ。指定駐車場には御年９８歳の管理人さん

が元気に応対しています。仕事を終えて鍵を受け取り帰ろうと

しているとにこやかな笑顔で「那覇からいらっしゃっているん

でしょう？車では大変だねぇ。」と話しかけていらっしゃいました。

随分前にお話ししていたのを、きちんと覚えていて下さっていたので、

こちらも嬉しくなって、「ええ、路面が濡れてまだ車の運転は怖か

ったですよ。」などと、世間話しに花を咲かせお喋りを楽しみまし

た。お年を召しても元気に来客応対が出来ることに感動すると共に、

素敵な笑顔の接客が見事です。今日は朝から嬉しくていいことあり

そうな清々しい気分です。そう、台風一過の空のように。

企業やお店は１００年続くと老舗だと言われますが、

１００歳まで生きるのは何というのでしょうか？

祖母の１００歳の誕生日を祝いました。

老人施設に勤めてお世話して くださる方々は、皆素敵な人たちばかり

で、厳しい仕事環境の中でも優しさ溢れる笑顔でした。１００歳の老人に

も尊厳ある対応で、頭の下がる思いです。この方達のお蔭で１００歳まで

生きてこれたのだと思います。「君と好きな人が１００年続きますように」

の歌詞の通り、子や孫に囲まれた祖母は、いつもよりとてもチューミング

でした。

１００年生きている祖母から見たら、私の悩みなんてちっぽけなのかも

しれません。強くて優しい、愛情溢れる祖母のように逞しくいきたいと

思いました。