ぐすーじさびら
台風一過の秋晴れの日曜日
恩納村のとある部落の祝賀会にお招きされました。
公民館で行うお祝いにお呼ばれするのは初めてなので、
何から何まで新鮮です。
恩納岳の麓にある部落では、
老人達がテーブルについて談笑し、どの御顔も柔和で
とてもいい皺が刻みこまれています。
公民館周りの駐車場整備や進行は青年会の子たちが忙しく動き
配膳や給仕を婦人会の方達が手分けしています。
その様は傍からみていても、とても気持ち良く、
心が和む風景です。
お年寄りを村の重鎮として扱っている様子が良く分かります。
青年会のお兄さん達も、村外からのお客様に元気よく挨拶して
清々しい気持ちになります。
すべての世代が一体になって、補いあいながら村を守っているのですね。
その温かさがそのままお祝いにも表れていて、
和やかで楽しい祝賀会でした。
でも・・・大きな折詰に戸惑う私の前に
イノシシ汁が出された時には「???!!!」。
やっと半分食べたところへ
「美味しかったでしょう? 冷めたでしょうから温かいお代わりをお持ちします!」
「・・・・・???!!1」
優しすぎる村の皆さんには参りました。
日が暮れて帰り道、おなかも心も暖かい気持ちでいっぱいでした。