スカイツリーと一輪の花
この夏初めて猛暑日になった東京で
思わず気分が悪くなって
やっとこさ沖縄に帰ってきました。
眩いくらいの日差しなのに
風は涼やかに心地よく
帰ってきたのだと実感する一瞬です。
少し離れて沖縄を見ると
改めて良さを発見し実感します。
身近な人も、少し距離を置いてみると
意外にいい人だったり、
自分にはない考えを持った人だと
客観的に捉えられたり出来るものです。
東京ではどこもかしこもスカイツリー土産が溢れています。
でも、当の本人(?)スカイツリーは電波塔の役目を日夜立派に果たしているだけで
世の中が勝手に名物にしているのですよね。
去年、羽田空港で震災の写真展がありました。
その中でも印象に残っている一枚は
がれきの山のなかで、ひっそりと咲く一輪の花の写真
「花は自分では場所を選べません。与えられた地で懸命に咲くのです。」
誰もが、もっと良い職場があるはずだ・・・
もっと良い仕事があるはずだ・・・と不満を抱えて仕事をやりがちです。
それでも野に咲く一輪の花のように、
与えられえた地で精いっぱい頑張ると
きっと誰かが見ていてくれると思います。
たとえ大勢に認められなくても
たった一人が見ていてくれたら
人は頑張れるものですよね。
身近な人に「私はあなたをきちんと見てるよ」という言葉を
かけてあげようと思います。
そして誰が見ていようと見ていまいと
精いっぱい咲く一輪の花になりたいです。