でっかい水の輪
私がSONYに勤務していたのは、もう20年以上前。
その頃一緒に仕事をした著者(坂齊氏)から2冊の本をいただいた。
彼には悪いが、当時から一風変わった哲学的な方だった(笑)。
理性的・論理的に話をされるので、理系の男性とはこんな風かな・・・と
単純な私は思ったものだ。
あれから20年、当時の仲間達に頻繁に会う機会はなくとも、
やはり輝いて働いている便りを聞くと嬉しいかぎり。
わくわくしながら、「でっかい水の輪」を一読した。
知的で論理的な著者らしい生き方に、企業社会の人と人の心の襞を随所に見ながら
懐かしい気持ちと、また大企業で仕事する楽しささえ思い出させてくれた1冊でした。