教育費が足りない場合の捻出方法は?
教育費で一番かかるのはお子様が大学に進学したときですね?国公立なら平均230.7万円、私立文系なら401.5万円、私立理系なら561.5万円かかると言われています。本土の大学への進学した場合は、毎月仕送りが5万円~10万円必要になることもあります。初めて知った方はビックリされたかも知れませんね。
高校、大学の教育費の負担割合は、世帯の年収に対しておよそ三分の一と言われています。年収の低い世帯では収入の半分が教育費に消えるなんてこともあるかも知れません。
ではこのお金がかかると言われている、大学の教育費をみなさんどのように捻出しているのでしょうか?国民生活金融公庫総合研究所が6月、約2600世帯に家計での教育費負担について調査したところ、教育費の捻出について68.3%が「教育費以外の支出を削っている」と答え、「子どもがアルバイトをしている」(44.3%)など回答しています。節約している支出としては「旅行・レジャー費」59%で最も多く、次いで「外食費」(47.7%)、衣類の購入費(47%)などが多く、レジャー・娯楽費用がまず切り捨て候補に上る実態が浮き彫りとなりました。
お子様を大学まで進学させたいなら、早めの準備をしたほうがよさそうです。具体的な金額を設定し、最低でも50%余裕があれば70~80%程度を目標にしてください。大切な資金ですので、準備方法は積み立てや貯蓄、保険の利用を基本とし、不足分は奨学金などで補いましょう。