父の選択・生前贈与
息子の事情で資金を工面することになった父の決断は「生前贈与」
相続時精算課税制度を使って実行しやすくなったとはいえ、
今回は前向きな贈与でないので、父の苦悩も計り知れない。
父はいつか自分の相続の時に息子に相続させることになったであろう財産を、
果たして、今、生前贈与していいものかと悩んだと思う。
相続には生前に贈与してきたものと、遺留分の兼ね合いがあり、
検討する課題は多い。
子育ては長い道のりだといつも思うが、大人になった息子をいつまでも
案ずるのもまた、親心。
いつか父の思いを息子がわかる日がきてい欲しいと、切に願う。
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